ペヤング異物混入の炎上について!

皆に親しまれているインスタント焼きそばのペヤングの中にゴキブリが入っていたとのツイッター投稿が2014年12月にありました。
この投稿をきっかけにペヤングは生産中止に追い込まれ、一時期は店先からペヤングがすべて姿を消しました。
しかし、そのツイッター投稿をしたいわば被害者と言われる弾性のアカウントが炎上したのです。
いったい何が起きていたのでしょうか。

・ペヤング異物混入の炎上とは

まず、ペヤング異物混入の炎上事件についてきちんと思い起こしてみましょう。
ペヤングの中に虫が混入していたということをある大学生がツイッターで写真付きで投稿しました。
結果、製造元のまるか食品は製品製造の安全が確認されるまでは販売を中止するという決断をしました。
投稿をした人はツイッターにペヤングからゴキブリが出てきたというコメントと一緒に、ペヤングのフライ麺に大きな虫が入っているのを写した写真をアップしました。そのツイートが一瞬でネット社会に拡散し、いわゆるペヤングショックが始まったのです。ほとんどの人がそのツイートに対し、ペヤングはもう怖いので食べないとか、ペヤングはつぶれてしまうだろうとのコメントが相次ぎました。
ペヤング自体一時期はお店から消えたので、このまま人気商品が終わってしまうというショックが日本中を襲いました。
希少価値が高まったペヤングが一時期はネットオークションで1万円以上の値段がつき、取引されるなどよく分からない現象も見られました。

しかし、事態が少し落ち着いてくると、そもそもの発端となった写真を投稿したツイッターユーザーがネット民からたたかれるようになっていきました。
この投稿をした大学生はペヤングのファンだったようですが、多くのコメントにより、そもそも本当に虫なんて入っていたのかとか、写真を自分で作ってねつ造の投稿をしたのではないかとかたたかれるようになったのです。さらには他のペヤングファンから、おまえのせいでペヤングが販売中止になったなどのクレームが押し寄せるようにもなっていきました。

・被害者が炎上する理由

このように、いわゆる被害者の投稿が炎上してしまう原因というのはいったいなんなのでしょうか。
それは、大きな騒動の発端となった本人に対するねたみのような感情が強いと言えるでしょう。
ただ目立ちたいがために投稿をしたとか、企業を陥れるために画像をねつ造したなどの避難コメントが寄せられるのが一つの典型的な傾向となっています。
また、企業に対して個人的にクレームを入れればいいのに、何でわざわざツイッターに投稿したんだ、ただ売名したいだけではないのかと考えられることもあります。
さらには、虫くらいで大騒ぎをしておかしい、操業停止になった工場で働いている従業員や家族のことを考えたことがあるのかなどのコメントも寄せられています。
確かに、SNSで誰もが簡単に発言できるようになりましたが、その発言によって世間を動かしたり、大きな企業を動かしたりすることができるので、これからはますます投稿に慎重になら無ければいけないと言えるでしょう。

・ペヤングの対応が高評価された理由

ペヤング異物混入の炎上事件で脚光を浴びたのは投稿をした大学生に加えてペヤングの迅速な対応でした。
ペヤングは問題が発覚した後に、すぐに商品を自主回収して、社長自ら全国の小売店に出向き事情を説明し陳謝をし続けました。その危機管理の周到さに消費者は感動し、そしてペヤングに対する信頼を一層強めたのです。
しかも販売中止の最中に社員を解雇したり減給もしたりしないと社長自ら約束することにより、会社の中の士気を高めることにも成功しました。
異物混入で評判を底にまで落としたマクドナルドとは真逆の対応でした。
問題が発生したときに言い訳するのではなく、すぐに対応し、自分たちの落ち度についてはすぐに謝罪をするペヤングの対応は現代の各企業の危機管理についてのお手本と言えるでしょう。